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お庭のお手入れも.ようようできなくなりましたのでタイトル替えました。色んなことを淡々と受け入れて流していきます。

by kindredspirits

偶然

入盆当日になって「提灯」を買いに行くと言い出す父、
初盆は白い提灯を下げるのだそうな。

いつもいきなり言い出して騒ぎ立てるのでブーブー、

なんやかや買い物してレジにてお会計済ますとき・・
偶然_e0063270_23225066.jpg


合計金額、
7が並んで気持ち良かったですぞ~。




迎え火だ、送り火だ、胡瓜馬っ子だ、茄子馬っこだ~

とぶちぶち言い出しといて、、
実際迎え火も送り火も母と私だけで済ましました。
肝心なとき父は居ないのであった。

ブーブー。

うちの町は(一応横浜なんですけど)
昔からの風習を守ってる家が多くて
自宅の前で葦や麻に火をつけて、土で作った祭壇に線香立てて
チンチンチン鐘鳴らしてきゅうりとなすに割り箸の足を刺した馬を作って
13日の迎え火、15日の送り火(うちの田舎では16日が送り火)を焚きます。

うちなんか狭いので道路っぷちに出ての小さな焚き火状態(^^;。
しかも送り火はいつ?と、ご近所さんに尋ねる始末(^^;;;。

迎え火の日の夕暮れ時に消防自動車がうちの前を通りました。
どこかの家で迎え火を焚いていたのを
そーいう慣わしを知らない人か
マンションの高いところから見てた人が通報したらしい。

去年の今頃、
夜、居間でみんなでTV見ていて大笑いしていたら
エアコンの上に置いてあったヘチマコロンの瓶が急に落ちてきて垂直に立ったのです。
みんな一瞬びっくりして「なんだ?」なんて言いつつ元の位置に戻して、
で、またTVに夢中になってたらもう一度ヘチマコロンが落ちてきて、、
また!垂直にピタッと立ったのでした。
ただの偶然と言ってしまえばハイそれまでよ、の話。
でもそのときの私には、妹がまだ自分が死んだって事に気づかずに
「みんな私は此処にいるのよ!」って訴えてるように思えたのでした。
私の部屋を横切る姿とか見たような気がしたのも
気のせいかもしれないし夢かもしれないと思ったけど、
ひとつ、現実的に不可解だったのは「におい」を感じる事でした。

それは49日が過ぎるまで時折感じて「まだいるんだろうなあ」くらいに思ってたけど
別に霊感があるわけでもなんでもないし、こんなことはじめてだったし、、
そのにおいが、、
死臭とゆーか、斎場の焼き場のにおいだったので、
自分の部屋で、なんてことないときに急に感じたので困った気持ちもありました。

あるがまま受け止めるタイプなので(薄情?)
そのまま「あー、またするなあ」と日々を過ごし49日過ぎるころにはしなくなった。

・・なのでお盆になったらまた感じるか?と考えていたけど一度も無かった。


ただ、、台所の椅子に乗っていた白いエコバックが
ニャン太(うちの初代猫)が丸くなって眠っている姿に見えてドキッとした。

一人で部屋に居たら白いソックスの黒猫が通っていったように見えた。
「クロ?」

錯覚、偶然、幻、思い込み・・・と言ってしまえばそれでおしまい。
でも猫たちの錯覚は、見た後とても幸せな気持ちになったのでした。
口元がにんまりするような。。


今夜NHKで京都の大文字焼き生中継があって
厳かな気持ちを持って見つつ・・・
ふと手をあわせていました。


※筋肉少女帯「月とテブクロ」久々に聞いて涙。携帯にダウンロードす
by kindredspirits | 2007-08-16 23:40 | oneday