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お庭のお手入れも.ようようできなくなりましたのでタイトル替えました。色んなことを淡々と受け入れて流していきます。

by kindredspirits

猫の登場で印象がガラリと

新聞じっくり読むほうです。
新聞小説好きです。うちはずっとY新聞です。
今はドナルド・キーンの「私の20世紀クロニクル」が掲載される土曜の朝刊が楽しみです。
ドナルド・キーンの今までのイメエジ、
「おじいさん。明治天皇の伝記を書いた人。アメリカ人。」くらいだったのに
今はとても親密に感じるおじいさんです。
挿絵イラストの山口晃さんの影響も多大と思います。ユーモアとシャレの利いてる絵です。
自伝を書いてるキーンさんですがロマンスのロの字が一向に出てこない。ずっと独身?

沢木耕太郎さんの小説も「初にして最後の恋愛小説」らしいですがまだその兆しは見えない。
急に声が出なくなったDJさんが主人公です。淡々としてる文章が好きだ。

夕刊の連載小説はネズミの親子が主人公です。
住んでた場所を開発工事のために追われ、ドブネズミにも追われ新天地を求めて旅する
ネズミの父子の物語なので児童向けかな?と始まった頃は読んでなかった。
ドブネズミに追われて下水道に逃げるネズミのお父さんと子供2匹。
下水管の中で離れ離れになる。下水に流されてくたくたになり空腹のまま倒れこむ子ネズミ。
そこに一匹の猫があらわれる。
「食われちゃう?」と思ったらその猫は子ネズミを助ける。
自分の家に連れて行って自分の餌を食べさせて舐めて毛づくろいしてやる。
ロシアンブルーの名前はブルー。猫が出てきて印象ガラリ。もうひいき筋。
子ネズミが回復するまで介抱する感じ。その様子に涙。
すっかり回復した子ネズミを送り出す。安全な道筋を指導して。
子ネズミのタータと猫のブルーが別れてもう猫は出てこないかな~と一抹の寂しさを感じる。
父親たちと再会したタータ。危険をくぐりぬけ希望の地が見えてきました。
そこにイタチが襲いかかろうと・・・!
そのイタチに飛び掛り噛み付き、タータを危機から救ったのが「ブルーのおばちゃん!」。
猫のブルーの登場にまた涙。。またこのロシアンブルーが切ないセリフを残して去るの。

猫がネズミを可愛がるなんて夢物語のようだけど
先週の「ぽちたま」で猫とハムスターが寄り添って眠るレポート見たのでありえると思いました。

っていうわけで
何の気なしの物語でも猫の登場で大好きに変わります。
そーいうこと多いです。なんてことない少女マンガでも猫の登場で号泣したり。

なんとなしに気の休まらない今日この頃だけど猫は最高の癒しです。
by kindredspirits | 2006-12-14 00:45 | Favorite