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お庭のお手入れも.ようようできなくなりましたのでタイトル替えました。色んなことを淡々と受け入れて流していきます。

by kindredspirits

ごめんねハナちゃん

この夏、、妹が急死して
昼寝のちょっと横になった感じで扇風機もラジオもつけっ放しで
目も閉じてすぐ起きだしそうな様子ででも
自宅で誰も居ない時に一人で亡くなっていたので
甥っ子と母が見つけてそして呼び出されたのは救急車ではなくて110番でした。
監察医の解剖の結果肺に大きめの血栓が3個検出され死因は肺梗塞の診断でした。

そんなことからバタバタして
どうしても庭の植物の手入れは後回しになりバラは虫食いだらけになってしまいました。
そして犬やネコも(雰囲気でわかるのか人の出入りが激しくともおとなしかったです)
どうしてもご飯や散歩の時間が遅くなりその変化に気づくのが遅く見落としてしまいました。
1歳を過ぎたハナちん、発情期(今はヒートって言うんですね)を迎えていたのです。



そんなある日、ハナちんは脱走。
すぐみつかりました。
ハナ、ご近所のわんことくっついちゃって・・Hしちゃってたんですねー。
ご近所のワンコの飼い主さんと息子さんはぼーぜん。

すぐかかりつけの獣医さんに連れて行きました。避妊手術は予約制で10日後までもう予定はいっぱいでした。ハナは獣医さんやスタッフにも愛想をふりまいてました。ワクチン注射がまだだったので注射だけ済ませて帰ってきました。避妊手術は日帰りで朝預けて電話が掛かってきてからお迎えに行くシステムになってました。10日後の朝にハナを獣医さんに預け、夕方の迎えは母が行きました。院長先生が母を呼んで手術で摘出した子宮を見せて「持っていくかい?」と説明してくれたそうです。10日しか経ってないのにハナのお腹の中には7つの袋が・・7匹の赤ちゃんの命が育っていたのです。
ごめんねハナちゃん_e0063270_1517032.jpg

↑帰宅直後のハナ

丁度、直木賞作家の子猫殺しの報道が新聞に掲載された頃でした。

生まれたばかりの子猫や子犬の目があかない内に川に流して捨てればいい、
そーいう話は昔の年寄りから聞いたことはある。
ペットって言葉がまだ無くて獣医も家畜のためにだけあった時代の話じゃないのか。
子猫を取り上げられた母猫の気持ちを考えないのか。
家族が子猫を見ただけで不安そうにしてるのに、中には守りたい一身でわが子を食べてしまう親もいるっていうじゃないか。

でも・・うちも彼女と同じことをしてると、同罪のことをしてると、、胸が痛みました。
ハナは本能で行動しただけなんだもんね。
ごめんね、ハナちん。。
ハナだってきっと自分で訳わかんないで、、手術だって病院だって訳わかんないよね。
手術後なんか寂しそうに見えちゃった。ごめんね、ハナ。

ハナは元気です。
あいかわらずおバカであいかわらずばか力で大食漢で
これからはもっと太りやすくなるから気をつけてねって先生に注意されました。

誰にでもどこの犬にも尻尾振って愛想振りまいてます。
by kindredspirits | 2006-09-16 16:20 | hana