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お庭のお手入れも.ようようできなくなりましたのでタイトル替えました。色んなことを淡々と受け入れて流していきます。

by kindredspirits

Halloween

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悪戯か!それともお菓子か!?

ハロウィンって最初に知ったのって「スヌーピー」の漫画だったかな?
内田善美のコミックス『かすみ草にゆれる汽車』の中の「万聖節に黄金の雨が降る」で認識?
内田善美の漫画からジャック・フィニィの「ゲイルズバークの春を愛す」って本を知りまして
その中に収められている「愛の手紙」って短編が大好きです。うっとりです。
という今は読書週間だそうです。





今読んでいる本はありませんが
毎週土曜日に読売新聞に連載されている小川洋子さんの小説「ミーナの行進」を
毎回楽しみに読んでいます。
主人公の少女たちは私より少し上の世代のようですが
描かれている背景はノスタルジックな感傷を呼び起こします。
小川洋子さんといえば「博士の愛した数式」が今度映画になるようで
博士役は寺尾聡さんみたいです。
そのイメージが付かない内に早く原作読まなくちゃ。

今年の5月に急性胆のう炎で入院したんですが
絶食期間中池波正太郎さんの本を好んで読んでました。
病院の各フロアの本棚に池波さんの小説が数多く置いてあったからでもあるのですが
美味しそうな雰囲気に惹かれたからというのが本音です。
「食卓の情景」は池波センセイがその日食べたもののエッセイです。
水の一滴も口に出来なかった私に「治ったら食べた~い!」お料理が頁ごとにでてきました。
「こんなに美味しい物ばかり毎日のように食べてた池波センセイは
きっと痛風か糖尿病で苦しんだに違いない!」などと勝手な推測しましたが
確かにときに痛風に襲われたようですが池波センセイを死に追いやったのは白血病でした。
もしも現代だったら治療法も進んでいるから池波センセイもまだまだご存命で
鬼平(ファン♪)ももっと続いたかもしれないのに・・とちと悔しくなったりしました。

宮本輝の小説も好きで
「森の中の海」は出だしからすさまじい展開で本から目が離せなくなりました。
主人公は前夜に夫と夫婦喧嘩をして寝室から出て別の部屋で寝ようとします。
その翌朝に阪神大震災が起こります。もしいつものように寝室で寝ていたら家具の下敷きになっているところでした。この日を堺に主人公の人生がガラリ~と変わって行くんですが・・。
あー、続編書いてくれないかな~・・。登場人物たちのその後が知りたい・・。
続編といえば「流転の海」シリーズも早く続きが読みたいです。

読書週間ということで
新聞では本についての対談やコラムが毎日掲載されて本の広告も多いのですが
読みたい本があると小まめにメモしておかないとすぐ忘れてしまう今日この頃です。


そーいえば
ハロウィンてことではないけれど
今晩のおかずの一品はカボチャの煮つけでした。
by kindredspirits | 2005-10-31 23:19 | oneday